本国で10年に渡り人気を博した英国ミステリー。1960年代、イギリス北部の町を舞台に、元ロンドン警視庁の警部ジョージ・ジェントリーが、相棒と共に事件に挑む。（全25話）
第12話「偏見と誤解が招く悲劇」：1968年、イギリス国内では移民問題や人種差別が深刻化。ニューカッスルのカールトンというクラブでは、人種の壁を越えて若者が集まり、ノーザン・ソウルという黒人音楽に合わせて夜通し踊っていた。ある日、カールトン近くの空き地で、黒人女性ドロレス・ケニーの遺体が発見される。それを機にクラブ内にあった人種平等が崩壊。ジェントリーは地元社会に広がる人種差別の底流を暴くことになる。