ポール・シュレイダー監督の初期の衝撃作。不意に失踪した愛娘はなんと、ポルノ映画に出演していた。彼女を家に連れ戻すべく危険な猟奇地帯へ潜入する父親を描くスリラー。
ミシガン州で暮らす、信心深いプロテスタントであるヴァン・ドーン一家。家族や親戚一同が皆顔をそろえ、平和でにぎやかなクリスマスを過ごした後、カリフォルニアへ旅立った10代の娘クリステンが、不意に消息を絶ってしまう。父親のジェイクは現地に行って彼女の行方を必死で捜すが、雇った私立探偵マストの調査によって、クリステンがなんと、いかがわしいブルーフィルムに出演していたことを知り、思わず愕然とする。