大ヒットした中国版“大奥”。清の時代の後宮を舞台に、苛酷な仕打ちに立ち向かい、愛を失いながらも権力を手に入れていく女性、シン・ケイ。その壮絶な運命を描き社会現象を巻き起こした、宮廷時代劇の傑作を2話連続放送。（全76話）
第9話「四郎とケンケン」：寵愛により側室たちから嫉妬されるシン・ケイは、雍正帝（ヨウセイテイ）に他の側室の元にも赴いてほしいと訴える。一方、華妃は後宮の管理を学ぶことを許された沈貴人（シンキジン）を呼び出す。その帰りに沈貴人は、翊坤宮近くの池で何者かに突き落とされる。
第10話「成りすましの末路」：シン・ケイは、日ごと眠気と倦怠感に襲われていた。不審に思い温侍医を呼ぶと、彼女のために煎じられていた薬の成分が増やされている。犯人は新しく碎玉軒に遣わされた余氏の元宮女だった。雍正帝（ヨウセイテイ）は余氏を冷宮送りとするが、シン・ケイは、雍正帝が情けをかけることを恐れ……。