鬼才・曽根中生監督が先鋭的なタッチで描いた官能作品の逸品。病院の採血係である若い女性は売春のアルバイトを始めて変貌する。名スクリプターの白鳥あかねが脚本を担当。
病院で採血係として働くあけみは、アパートの部屋で予備校に通う弟のキヨシと2人暮らし。そして向かいのアパートの部屋には、ストリッパーのリリィと、その愛人でヤクザの隼人が同棲していた。時々、あけみが自分たちのセックスをのぞき見していることを知った隼人は、ある日彼女にアルバイトをしてみないかと声をかける。それは、なんと特殊な嗜好の客たちを相手に売春をするというもの。あけみの人生は大きく変わっていく……。