若き人気アーティストの秘められた本能が、現実と虚構の間でむきだしになっていく。鬼才・園子温監督が放つ、過激でポップ、衝撃的な色彩で描かれたエロスが炸裂する！
小説家、画家として次々と問題作を発表し、カリスマ的な人気を博している新進作家の京子。暴力的なスケジュールに追い回されている彼女は、創作意欲を掻き立てるために恥辱的なプレイに日夜、興じるのだった。その行為は編集者やマネージャーを巻き込み、より大胆に、猟奇的になっていく。ところが次第に自分が誰なのか、それとも誰かを演じているのか混乱していく。そして妄想の中で、彼女の秘められた過去が露わになっていく。