時を越えカナダで交差する女性3人の癒しと再生のドラマ。
IMAGICA BSオリジナル制作ドラマ第1弾「Love... so do I. ミライヘノキセキ」は、雄大な自然を纏う国「カナダ・アルバータ州・バンフ」を舞台に女性3人が明日への自分を見出していくヒューマンドラマです。
ロケ地である「カナダ」という国は、すべての存在をリスペクトする環境が確立されており、「自然、都市、多民族・多人種」の共生・共存を可能にしています。そんなカナダを象徴する「ロッキーマウンテン国立公園」を携える「アルバータ州・バンフ」。
そこに時を越えて3人の女性がそれぞれの想いを胸に訪れ、明日からの自分を見つけるきっかけを掴んでいきます。
中堅商社のプロジェクトリーダーとして充実した時間を過す奈津美は、長く交際してきた恋人の順平との結婚も控え、小さな幸せに満たされていた。そんなある日、それは突然襲ってきた…。
順平の死…。小さな幸せが…崩れ去った夜…。
この日を境に、幸せの意味を見失い、無気力な時間がひたすら流れていった…。毎日の生活と記憶は…順平との日常。順平の死という信じがたい非日常に打ちのめされ続ける毎日。そんな生活を変えようと、彼との思い出を整理し、引越しの準備を進める奈津美が見つけた一枚の写真。そこには、順平が良く話していたカナダでB&Bを営む老夫妻と順平の姿。彼が愛したカナダ。彼がカナダで見た風景、吹き付けた風、照らした光、その全てを感じたい。そして、そこなら今度こそ彼と本当のさよならができる。そんな思いを胸に、奈津美はカナダへ行くことを決意する。
管理栄養士という仕事。遥人という恋人の存在。厳格な父と優秀な姉がいる家族。そのすべてが満たされずにいた。そのすべてに嫌気がさしていた。やりがいのある仕事って何…?恋人「遥人」にとって私って何…?そんな数々の不安を抱え、自分の居場所を見失う「彩夏」…。そんなある日、ラクロス部の先輩「涼子」からエアメールが届く。そこには満面の笑みを浮かべた「涼子」の写真と「こっちに遊びにおいでよ!」という短いメッセージ。「どうしたらこんな笑顔になれるんだろう…」。そう思った彩夏は、尊敬する涼子が住むカナダへ自分の居場所を探す旅に出る。
早くに両親を亡くし、誰にも頼らず、誰にも頼れず、女一人で男社会が息巻く「シェフ」という職業で懸命に生きてきた「涼子」。全てのことに肩肘を張り、男への対抗心も剥き出しに全力で歩いてきた。しかし、孤独の狭間でいつも虚勢を張って生きてきた「涼子」は、いつしか「何かが違う…何かがおかしい」と空回りを繰り返していた。そんな自分にすっかり疲れ果てたある日、行きつけの居酒屋で働くカナダ人留学生「ジャニス」の助言で、本当の自分を取り戻すきっかけを掴む。「自分らしく生きたい」…そんな思いが芽生えた涼子が再出発の地として選んだのは…ジャニスが生まれ育った場所「カナダ」。ジャニスの紹介でカナダ・バンフにて「B&B(ベッド・アンド・ブレックファースト)」を経営する「マイク・リンダ夫妻」のところで住み込みで仕事をすることになる。そこでの生活は、涼子をどんどん本来の姿へと戻していった…。